薄馬鹿下郎日記

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八閑斎

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畏れと穢れのはざまで

2008.03.18 未分類
高野山へ行ってきた。
でもそこには厳しい戒律で守られた真言密教の道場の姿はなかった。
(まあ、俺みたいなやつが入れてしまう時点で・・・。)

まず、高野山にコンビニがあるw
そこで肉製品が売られている。
昔の高野山でチキンカツサンドを食べるなど言語道断だったろう。
そして今は女性も出入り自由である。
・・・というよりむしろ住んでいる。

一応今も高野山には女人堂という建物が残っている。
これは高野山の結界内に入れない女性がそこで祈りを
捧げるために建てられていたものだ。
これを現代のフェミニストが聞いたら仏教は酷い宗教だ
と言うかも知れない。

まあ、女性が結界内にはいれないのは
普通修業中の僧侶に性欲を惹起させるからとか
そういうことが予想されると思うのだが
(勿論そういうこともあったのかも知れないが)
別の要因もある。
それは穢れだ。
いや、それは女性自身が穢れているということでは
ないだろう。
もっと正確に言えば「血」が穢れなのだ。
女性は出産や月経により血との関わりが強い。
南方熊楠によれば彼の地元では
月経中の女性は家の敷地内の別の小屋で生活していたという。

入れなかったのは女性だけではない。
肉食した者、五辛(ニンニクとかネギとかの類)を食べた者
も入れない。
この理由はなんだろう?
肉食はインドの時点では否定されていなかった。
それは修行僧は托鉢で貰ったものを選好みすることを
否定されていたからだ。
きっと不殺生戒が徐々に変化したのだろう。
五辛は活力がつくことや息が臭くなることが
嫌われたのだろうと予想される。

そして服喪中だったり病気中だったりする人も
穢れているので入れない。
特に昔は死穢に敏感で貴族の家では使用人が
死にそうになると家の外に捨てに行ったほどだ。

個人的にはこれらの穢れ観念は仏教というより
列島にもともとあった感覚なのではないか?
つまり神道的感覚なのではないかと思っている。
しかしそうすると
ここで一つ疑問が起こる。
神道の祭事には実は狩猟に関するものが多い。
血塗られた神事があるのだ。
例えば諏訪大社では
http://park14.wakwak.com/~systemheart/suwataisya/
シカやイノシシの生首など供える。

うーむ。わからなくなった。
これは穢れが畏れになったのではないか?
と思うのだがどうだろう。
資料も考察も足りないので今はなんとも言えない。
これは民俗学者の守備範囲か。。。
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コメント2
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2008.03.31 03:19 edit
久々に来てみたら、俺好みのネタがw
日本の大学行ってたらこーゆーの勉強したかったな~
就職には全然使えないけどねw

個人的には禊や祓いで穢れが落とされてれば問題無いって考えかなと思う。
そうすると、逆に祓っても穢れを落とせないものと判断されたものは禁制という流れになっていったのでは?という考え方も出来る。

ぶっちゃけ、興味はあれども真面目に勉強したこと無いから何とも言えないけどね~

時間見つけて勉強するかなぁ・・・
Quilt URL
2008.03.31 11:13 edit
確かに禊や祓いで「落ちたとする」こと
にできるようですね。
肉や五辛は食べて何日以内の人は駄目とか
死穢は何日とか決まりがあるようですからなあ。

まあ、例外とか原則と全く逆のことが
特定の地域で行われていたりということも
しばしばあるからなんともいえないw

日本の民俗だったら南方熊楠の作品集が
ヨーロッパだったらフレイザーの「金枝篇」が
オススメなので一回読んでみてはいかが?
八閑斎 URL
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