薄馬鹿下郎日記

プロフィール

八閑斎

  • Author:八閑斎
  • 齢:22
    性別:♂
    身分:会社員
    趣味:草履作り
       炭焼き
       登山

    ネコ好き
    歴史好き
    ジブリ好き

    貧血気味
    そして
    金欠気味

    リンクフリーです

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

--.--.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

欧米的自然保護の伝統

2008.02.13 未分類
自然保護というとやはり動植物を無駄に殺生したりすることは
よろしくないこととされると思う。

実際よくはないのだが
アメリカの自然保護運動というのは膨大な無駄な殺生から
はじまった。

具体的にいうとそのような運動を開始した人々は
ハンターというか狩りが大好きだった。
とにかく野生動物を追っかけて殺しまくっていた。
そして楽しみで殺すシカやバッファローを食べる
ピューマやオオカミは害獣であり
楽しみとは別に殺してしまわなければならないと
当初考えていた。

アメリカの環境保護運動の推進に大きな貢献したのは
セオドア・ルーズベルトだが彼も狩りが大好きで
ブーン・アンド・クロケットクラブという狩猟サークル
を作りこれには後の森林局長官で森林保護の基礎を
築いたギフォード・ピンショーも会員だったという。

ネイチャーライティングを通じて自然の素晴らしさを伝え
市民が保護運動に賛成する下地をつくった
アーネスト・シートンもその著作(オオカミ王ロボなど)から
わかるように野生動物を殺す側だった。

土地倫理の提唱者であるアルド・レオポルドも
害獣からシカなどを守るという名目の仕事をしていた。

さらに、これはアメリカではなくイギリス人だが
世界的な自然保護団体である
WWFの創始者であるピーター・スコット
(彼はアムンゼンとスコットの話で有名なスコットの息子である)
も若いころは鳥を撃つ毎日だった。

彼らは動物を殺すと同時に愛してもいた。
いや、愛していたから殺していたのか。
それはよくわからない。
だが、その殺戮を繰り返すうちにそれらのgame(獲物)が
少なくなっていることや開発が進み
自分たちが楽しんでいた場所が美しくなくなっていっていることに
気がついた。

そこで彼らはそれらのもの(動物や景観)を守ろうと立ち上がったのだ。
結局のところかなりの利己主義なのだが結果としては良かった。
そこから欧米の環境保護運動が始まったので
やはり彼らは大型の哺乳動物には強い思い入れがあるというか
”系”という概念が少し薄かった。
その後、生態学などの発展により変化していくのだが
その当初の傾向は今でも引きずっているような気がする。

アメリカでこのような運動に参加していたのは
WASPの男性が多かったようだ。
女性はむしろ羽飾りに鳥の羽を使うななど
批判の対象にされることがあった。
それはそれで真実なのだが
「自分たちのやっていたことを棚にあげて・・・」
という気がしないではないが結果オーライだろう。

日本人がこのような伝統に親近感を持つかどうかはわからない。
個人的には違和感をもつのではないかと思っている。
日本人はむしろ動植物の「個」ではなく「全」のほうの系に
注意を払うことが多かったからだ。
これは易経の「気」の考えが影響しているのだろう。

ともかく日本では日本の手法や思想を確立しないと
いつか不具合が生じると思う。
スポンサーサイト
コメント0
トラックバック0
= Comment =
  • Name 
  • Mail 
  • Url 
  • Text
  • Pass 
  •  Secret

= Trackback =
Trackback Url
http://burahuman.blog5.fc2.com/tb.php/698-f108011c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。