薄馬鹿下郎日記

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ポスト京都

2005.12.10 時事放談
京都にはポストがあります。
・・・という話ではなく地球温暖化防止のために策定された
京都議定書に続く対策のことです。
この議定書は2013年以降の対策は決まっておらず2005年から
議論を始めるとしただけで終っている。
その議論もほとんど始まっていないのに温暖化防止の枠組み自体が現在揺らいでいる。
象徴的な議論が毎日新聞の「記者の目」で2人の記者によって展開されていたので
紹介したいと思う。

まずは11月29日の
大阪経済部の高田記者の「人為的温暖化論は真偽不明」という論

1)人為的温暖化論は真偽不明だ、太陽の変化や黒点の活動のせいかもしれないし
  気温が上がってからCO2が上昇しているとも言われている。
  それに人為の排出量など自然界のCO2の収支に比べれば少ないのではないか?

2)議定書自体が非科学的で排出権取引などが認められている京都メカニズムは
 一部諸国の妥協の産物ではないか?
 
3)日本が90年比で6%減らさなければならない科学的根拠はどこにあるのか?
  議定書の目標自体を疑ったほうが良い。

このような意見は産業界によく見られる議論であり議定書への参加を拒否した米国の
論法でもある。

次は12月6日に掲載された
科学環境部の江口記者の「『温暖化懐疑論』に反論」という論
江口記者は高田記者の論を「カビの生えた古文書のような古くさい議論」とこき下ろした上で
以下の主張をする。

1)温暖化防止や議定書の議論の焦点は科学的真贋論争ではない
  確かに”人為”ではないかも知れないが”人為ではない”とも言い切れない
  IPCCの報告は完全にウソだと言い切れるであろうか?
  我々は”人為”だった場合に備えるべきである

2)我々は過去の公害や血液製剤の問題、アスベスト問題などから「予防原則」が
  以下に重要か学んだはずである。
  異常気象が進んで被害を受けるのは先進国ではなく発展途上国の弱者である。
  科学論争が決着するまで行動しないのはリスクをそれらに人々に押し付けるものではないのか?

3)日本の場合京都議定書をまとめたホスト国でありその責任は重大である。

小生の意見の旗幟はあえて鮮明にしないでおくが
みなさんはこの2人のどちらの意見に近いだろうか?

昨日12月9日までカナダのモントリオールで京都議定書の第一回締約国会議が
開催されていた。
小生の学校に講師で来ていた人も参加するために授業が休講になったりしたのだが
世間的にはこの会議についてほとんど報道されなかった。
会議の収穫も議定書の運用ができるようになったくらいでポスト京都は遠かった。
実際日本が目標を達成するのは困難である。
結局のところ排出権取引でロシアにカネを流したり原子力を拡充するだけという
本末転倒なことにもなりかねない。
しかし、小生ら現在の若者が60、70になったとき恐らく問題は顕在化してくる
今何もしないでそのとき子や孫の世代に何と説明するのか。
石油も高騰していることであるしエネルギーや温暖化についてもう一度良く考える
機運を作ってゆかなければならないだろう。
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コメント4
トラックバック1
2005.12.12 23:20 edit
科学的な議論は複雑系でよくわからんのでなんともいえないのですが、すくなくとも温暖化の現象が観測されている(?)わけだし、シミュレートの結果でCO2増加が原因だということが予想できているので、対処は必要だと思います。

反論側かな。
stray URL
2005.12.13 19:20 edit
何にしろ双方の意見を知っておくことが
肝要ではないかと小生は考えております。
八閑斎 URL
2006.03.04 21:11 edit
こんにちは。トラックバックさせていただきます。
「温暖化」を叫ぶマスコミの声に惑わされるわけではありませんが、それでも何らかの対策をとることは必要ではないか、と私は思います。
感情論ですが、やらずに後悔するよりは、やって後悔した方がいい、と。
それよりも、八閑斎さんの「双方の意見を知っておくことが肝要」というのが一番納得できます。
誰もが「自分こそ正しい」と考えて行動する世の中。一歩引いて、それらを客観的に見つめることのできる目が大切なのではないか、そんなメッセージを感じます。
すばらしい言葉をありがとうございました。
たかべえ URL
2006.03.05 14:44 edit
>たかべえさん
はじめまして。
こちらこそありがとうございます。
今の世間は何が正しいのかよくわかりませんよねー。
八閑斎 URL
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コップは踊り水漏れっぱなし  佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
映画「会議は踊る」のモデル「ウィーン会議」だが、それでも1814年9月から翌年6月までの10ヶ月に過ぎない。京都議定書第1回締約国会合(COP11、MOP1)のチンタラぶりを見たらメッテルニヒもタレーランもずっこけるだろうなあ。
2005.12.11 10:33
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